「風上にも置けない」か「風下にも置けない」か?

問題
表現が適切な文はどれでしょう?

ア 無断欠勤をするなんて、社会人の風下に置けない奴だ。
イ 無断欠勤をするなんて、社会人の風上に置けない奴だ。

解答と解説
「自分たちと同じ仲間と思われては心外なほど、卑劣で見下げ果てた者である」 という意味を持つ慣用句に「~の風上に置けない」というものがあります(「~風上にも置けない」という表現もあります)。

風上に悪臭を放つものがあると、風下では非常に臭いことから、このような表現が生まれたとされています。「~の風下に置けない」「~の風下にも置けない」という表現は、少なくとも三省堂のWEB辞書には載っていませんでした。

「~の風上に(も)置けない」の誤用だと考えられていますが、はて、何故このような誤用が生まれたのでしょうか?

これは私見ですが、「風上に置けない」のより強い表現として「風下にも置けない」が編み出されたのではないかと考えます。「風下にも置けない」すなわち「風上はもとより、置いてやっても被害が少ないはずの風下にも置いてやる価値がない」ということではないでしょうか。

こちらの方が、卑劣な人を仲間から排除したいという実感をより伝えることができるような気がしますよね。ただ、今のところこれは誤用とされていますので、使わないほうが無難でしょう。

ということで、正解はイでした。

正解】イ

無料資料請求はコチラ>>

無料資料請求


ユーキャンでは資格から趣味まで100講座以上を紹介!

カテゴリー

敬語漢字文法語彙四字熟語ことわざ・慣用句外来語

    

はじめての方へ

このサイトについて管理人プロフィール相互リンク募集要項掲示板ブログメールフォーム

 

リンク

日本語関連サイト語学関連サイトビジネス関連サイト資格関連サイト一般情報サイトかんたん相互リンク

Copyright © 2007 毎日1問!日本語ドリル. All rights reserved.