対義語はどれか?-帰納と演繹、沈下と隆盛、勤勉と倦怠-
【問題】
反対の意味を持つ言葉を組み合わせたものはどれでしょう?
ア 帰納-演繹
イ 沈下-隆盛
ウ 勤勉-倦怠
【解答と解説】
反対の意味を持つ言葉(これを「対義語」といいます)の問題です。
まず、ア 帰納-演繹 についてです。
「帰納(きのう)」には、「個々の具体的な事例から、一般に通用するような原理・法則などを導き出すこと」という意味があります。「以上の事実から、次の結論が帰納される」などと用います。
「演繹(えんえき)」には、「一般的な理論によって、特殊なものを推論し、説明すること」「三角形の定理から演繹する」などと用います。
帰納は、個々の事例→一般的な理論
演繹は、一般的な理論→個々の事例
というわけですね。帰納と演繹は対義語の関係にあります。
次に、イ 沈下-隆盛 についてです。
「沈下」には「沈んで位置が下がること」という意味があり、「地盤が沈下する」などと用います。「沈下」の対義語は「隆起」です。「沈下」と「勢いが盛んなこと」という意味をもつ「隆盛」は、対義語の関係にはありません。
最後に、ウ 勤勉-倦怠 についてです。
「勤勉」には、「仕事や勉強などに一生懸命に励むこと」という意味があり、「勤勉な社員」などと用います。「勤勉」の対義語は「怠惰」です。「勤勉」と「心身が疲れてだるいこと」という意味をもつ「倦怠」は、対義語の関係にはありません。
ということで、正解はアでした。
【正解】ア
まとめますと、「帰納 ⇔ 演繹」 「沈下 ⇔ 隆起」「勤勉 ⇔ 怠惰」となります。この機会に憶えてしまってくださいね。