敬語の使い方-する-

問題
次の文のうち、敬語の使い方が適切なのはどれでしょう?

<電車のアナウンスで>
ア 傘などのお忘れ物をいたしませんよう、ご注意ください。
イ 傘などのお忘れ物をなさられませんよう、ご注意ください。
ウ 傘などのお忘れ物をなさいませんよう、ご注意ください。

解答と解説
「いたす」は、自分が何かを「する」ときに、自分の動作をへりくだって言う謙譲語です。お題の場合、話しているのは鉄道会社の人、「する」のはお客です。お客は鉄道会社にとって立てるべき存在ですので、お客の動作を謙譲語で言ってはいけません

よって、ア「いたしませんよう」は不適切です。

立てるべき相手の「する」という動作は、尊敬語「なさる」を使って表現します。よって、お題の場合、ウ「なさいませんよう」が適切。

イ「なさられませんよう」は、尊敬語「なさる」を更に「~られる」という尊敬表現の形にあてはめてしまったもので、過剰な敬語とされています。よって不適切。

ということで、正解はウでした。

正解】ウ

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