「ピンはね」は「足をはねる」か「頭をはねる」か「首をはねる」か?
【問題】
次にあげるのは「他人に支払うべき利益の一部をかすめとる」、俗に言う「ピンはねをする」という意味を持つ慣用句です。( )の中に入るものとして、適切なのはどれでしょう?
( )をはねる
ア 足
イ 頭
ウ 首
【解答と解説】
ア「足をはねる」という慣用句はありません。「足」を使った慣用句でお金に関するものには「足が出る」というのがあります。これには、「予算または収入よりも出費が多くなる、赤字になる」という意味があり、「出張をすると、いつも足が出る」というように使います。
ウ「首をはねる」これは、文字通り「首を切り落とす」という意味です。「解雇する、免職にする」という意味を持つのは「首を切る」です。「経営不振のため、たくさんの人が首を切られた」などと使います。
俗に言う「ピンはねをする」という意味を持つ慣用句は、イ「頭をはねる」。「派遣元が頭をはねる分、収入が減る」などと使います。同じ意味の慣用句に「上前をはねる」というものもあります。
というわけで、正解はイでした。
【正解】イ
ちなみに「ピンはね」の「ピン」とはポルトガル語の「1」。江戸時代、奉公人のあっせん業者が手数料として給金の一割を差し引くことを隠語でこう言っていたようです。