「砂をかむような」の意味

問題
「砂をかむ」を適切に用いているのはどちらでしょう?

ア 草野球の試合で惨敗して、砂をかむような思いを味わった。
イ 砂をかむような単調な日々を過ごしている。

解答と解説
「砂をかむような」とは、砂を口に入れても、味も素っ気もないことから、「無味乾燥で味気ないようす」を表す言葉です。アのように、悔しい気持ちをあらわすときには使いません。

このような誤用が生まれたのは、実際に砂をかむと、確かに無味ではありますが、ジャリジャリという嫌~な感触が残るからではないでしょうか(私見です)。

特に、よく転ぶ子供だった私は、校庭などで転んで口に砂が入ってしまったときの、なんとも情けない気持ちを思い出します(笑)

あと、悔しい気持ちをこらえる表現として「唇をかむ」、後悔することの表現として「臍(ほぞ)をかむ」という言葉がありますので、「かむ」といえば、悔しさ、後悔の表現だというイメージがあるせいかもしれませんね。

というわけで、アのように用いてしまう気持ちもわからなくはありませんが、今のところ「砂をかむ」=無味乾燥です。憶えておいてくださいね。

ということで、正解はイでした。

正解】イ

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