「朝三暮四」の意味
【問題】
「朝三暮四」の意味として正しいのはどちらでしょう?
ア 実際は同じであるのに気がつかないこと
イ 方針などがころころ変わって定まらないこと
【解答と解説】
昔、宋の狙公(そこう)という人が、飼っている猿に、朝3つ、暮れに4つのトチの実を与えていたところ、それでは少ないと猿が怒りました。そこで朝に4つ、暮れに3つやると言うと、猿はたいそう喜びました。
そんな中国の故事があります。本来なら猿は、「いや、それ、同じじゃないですか!」と、突っ込まなければいけないところですが、気付かずに喜んでしまったわけですね。
「朝三暮四(ちょうさんぼし)」は、その故事からできた四字熟語で、「目先の違いに気をとられて、実際は同じであるのに気がつかないこと」という意味をもちます。
「方針などがころころ変わって定まらないこと」という意味をもつのは、「朝に出した命令を夕方にはもう改めること」をいう四字熟語「朝令暮改(ちょうれいぼかい)」です。どちらも「朝○暮○」という点では共通していますが、意味はまったく異なりますので気をつけてくださいね^^
ということで、正解はアでした。