「尻をまくる」の意味


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問題
「尻をまくる」の使い方が適切なのはどちらでしょう?

ア 現場を押さえられた犯人は、尻をまくって反撃に出た
イ 現場を押さえられた犯人は、尻をまくって逃げ出した

解答と解説
時代劇などで、ならず者が、役人などの前で着物の裾をまくって座り込み、「おうおう、上等だ!斬れるもんなら斬ってみやがれい!」などと、すごんで見せる場面をご覧になったことがないでしょうか。「尻(しり・けつ)をまくる」は、そのような状態を指す言葉です。

転じて「威嚇するような態度に出る、居直る」という意味を持つようになりました。「尻をまくって反撃に出る」などと用います。

また、「尻をまくる」には、「それまでの穏やかな態度を変えて、急に強い態度に出る」という意味もあります。この意味での使用例としては、「それまで黙っていた店員が、尻をまくって客をなじり始めた」などがあります。

いずれにしても「尻をまくる」には「逃げる」という意味はありません。「尻」を使った慣用句で「逃げる」という意味を持つのは「尻(しり)に帆をかける」です。ということで、ア「現場を押さえられた犯人は、尻をまくって反撃に出た」が「尻をまくる」の正しい用法でした。

正解】ア

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