「ぞっとしない」の意味
【問題】
「ぞっとしない」の使い方として、正しいのはどちらでしょう?
ア 彼は話が下手なので、怪談を聞かされてもぞっとしないな。
イ そのカーテンとカーペットの組み合わせは、あまりぞっとしないな。
【解答と解説】
「ぞっとしない」には「うれしくない、あまり感心しない」という意味があり、「プレゼントにするには、あまりぞっとしない品だ」などと用います。
「ぞっと」には「寒さや恐怖などのためにふるえあがる様子」という意味があり、「振り向いたらだれもいなかったのでぞっとした」のように用いられますが、「ぞっと」にはその他に「強い感動を受けて、からだが震え上がる様子」という意味もあり、「ぞっとするような美人」などと用いられます。
一般に「ゾクゾクする」と表現される様子ですが、「ぞっとしない」の「ぞっと」はそちらを意味します。すなわち「ぞっとしない」=「怖くない」ではなく、「つまらない」「さえない」、現代風にいうならば「イケてない」ということですね。
アのような文脈で「ぞっと」を使うのであれば、「彼は話が下手なので、怪談を聞かされてもぞっとすることはない」と言った方がニュアンスが伝わりやすいかと思います。
ということで、正解はイでした。
【正解】イ